ランドセルの横ポケットから鍵をとる。 もう階段を上りながらでも自然と手が鍵の場所を覚えている。 だって、開いているはずがないよ、ずっとずっと自分で開けてきたから。 でも、私の帰りを待っててくれるこはいるよ。 殺風景で小奇麗だけど、生活感のまる…
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